No.86
***ゼニア 生地のブランドタグ カラーの秘密***
ゼニアが大好きの方なら一度はこんな経験がないでしょうか?
「ゼニアのスーツ、すごく安く買ったって言ってたけど、本物かな?でもブランドタグはついてたなぁ。」
「あれ?あの人のスーツもゼニアみたいだけどブランドタグの色が違うなぁ。」
ゼニアの生地で仕立てられたスーツにはたいてい、ゼニアのブランドタグが付けられています。それはイタリアが認めた信頼性の高い生地で作られたというゼニア社の保証と誇りです。
そのブランドタグには、3種類の色があります。
「赤」「青」「黒」です。
これは、
・どういう流通ルートで仕入れたのか
・どこで仕立てられたのか
を示しています。
簡単にお話ししますと
「赤」タグは
□ 日本の世紀代理店であるゼニアジャパン株式会社から流通
□ オーダースーツ専用の生地であること
カンパネラは正規代理店から輸入されたオーダースーツ専用生地をつかったオーダースーツ屋ですのでこのブランドタグがついています。
「青」タグは
□ 並行輸入品
□ ゼニア社と契約しているショップ・ブランドがつくる既製品用の生地
オーダースーツ用の生地であってもゼニアジャパン社が介してないものは青ラベルになります。
またショップなどで、ゼニア社と契約している既製品はこのタグをつけています。
「黒」タグは
□ 直営店で販売されている既製品にのみつけられる
※古い黒タグは フォーマル用に仕立てられたものを示す時期もありました。
例えば、既製品に「赤」タグがついていたり、不自然に「青」タグがついていたりするものはいくらお手頃とはいえ注意が必要です。
もちろん、タグの色の違いが優劣を示すものではありません。
ゼニア社が品質にこだわりつくり上げた生地が、どういった種類のものか、どこでつくられたのかをはっきりと示すのがこのブランドタグなのです。
ゼニアの生地に対する熱い想いを感じますね。
ブランドタグの色には、こうした違いがあるのを知っていただき、ぜひその気概を体感していただきたいと思います。
ゼニアの生地についておたずねになりたい事がありましたら、インスタグラムのDMにてお気軽にどうぞ!
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