No.92
***これだけは気を付けて!カジュアルジャケットのサイズ感***
インスタグラムでは大人のラグジュアリーカジュアル ジャケットをご覧いただきました。
ジャケットは羽織るだけで、きれいめにコーディネイトをつくれる神アイテムですが、サイズ感を誤ってしまうと野暮ったくなってしまいます。
オーダーでは、ジャケットのサイズ感や骨格のタイプに合わせておつくりしておりますのでバランスのご心配はいりません。
では、既製服のジャケットを選ぶ時はこの二点にご注意ください。
① 肩幅を合わせる
② ジャケット丈がお手持ちのスーツより2~3㎝短め
まず①ですがこれはスーツのジャケットと同じで、ジャケットは肩がきちんとあっていないとだらしない感じになってしまいます。
オーバーサイズがトレンドにはなっていますが、行き過ぎたオーバーサイズはあまりおススメできません。
スーツのジャケットと違うのはこの②です。
ジャケットがスーツのジャケットより2~3㎝短いのにはきちんとした理由があります。
今のトレンドでスーツのジャケットも丈が短くなってきていますが、
お尻が隠れるくらいの丈が正式な長さです。あまり短すぎるのは少し幼い印象を与えます。
ジャケット パンツの場合はジャケットと違う生地のパンツをはくことになります。
当然、バランス的にはジャケットとパンツの部分で分断されたように見え、スーツの着丈と同じ丈では足が短く見えてしまします。
そこでジャケットの場合は、少し着丈を短くし全体のバランスをとっています。
ただ、日ごろからスーツのジャケットの丈を短めでお召しの方はジャケットはスーツと同じ着丈でかまいません。
これらの二つのポイントに気を付ければ、ジャケットをこなれた感じに着こなすことができると思います。
時々
「スーツのジャケットをジャケットとして着用することができますか。」というご質問を受けることがあります。
基本的には
「着用はできません。」とお答えしますが、先ほど申し上げたように、スーツのジャケット丈が短めであれば、ジャケットパンツとしてお召しになる事も可能です。
上下のお色のコーディネイトについてはご相談もお受けしておりますので、インスタグラムのDMなどでお気軽にお尋ねください。
また、お手持ちのジャケットのバランスについてご不安やお直しの希望も承っております。
もちろん、サイズ感や骨格タイプに合わせたオーダージャケットもお仕立てしておりますのでご相談ください。