No.130
***ベーシックカラー***
ベーシックカラーといいますと
皆さま、落ち着いた色合いが頭の中にポワッと
浮かんでくると思います。
しかし、講演などをさせていただくときに
「ベーシックカラーって何色がありますか。」といいますと
「白・黒」あたりは元気よくでてまいりますが
それ以降はお声が小さくなるような気がいたします。
ベーシックカラーは定番の色、合わせやすい色の事をいいますが
時代によって変化していますし
お人によっても色が多少違ってまいります。
ですから洋服屋の私でも
ちょっともごもごしてしまいますが
一般的には
白・黒・紺・茶・灰ですが
ここにベージュやダークグリーン、カーキ、水色が加わる場合があります。
洋服を増やす場合
まずはこのようなベーシックカラーから選び
それから好きな色を足していくと
コーディネイトが楽になります。
ただ、最近各ブランドで気になることはありませんか?
私のように大きい族はもともとそうなのですが
洋服の色展開が少なくなっているという事です。
大体、黒、グレー、ベージュくらいになっているような気がいたします。
アパレル関係のNEWSを読んでおりますと
これは衣料の廃棄問題が大きく取り上げられたことや
大量生産、大幅値引きの悪循環を減らすため
「売れにくそうな色、デザイン」を減らすことを解決策として
選んだためと言われております。
そのため、色々なブランドで特徴が表現しにくくなっているようです。
手前味噌になってしましますが
その点オーダーは色やデザインの自由度は高く
自分らしさを表現しやすいと思います。
小さなころ私が描いた自分の絵は
好きな色の服を着ていました。
大人になってもやっぱり
好きな色の服を仕立てて
あの頃の気持ちのままでいたいと思います。
ちょっと贅沢かもしれませんが
ぼくらは自由なんです。
何色を着てもいい。
どんなデザインを選んでもいい。
昨日も、今日も、明日も
そう思っています。
お好きな色がある方は
是非カンパネラにお越しください。
お手持ちの洋服とのコーディネイトもご相談ください。
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