No.37
***アートなコート***
癒しのオーダースーツ屋カンパネラのTAROO.でございます。
私の好きなYouTube動画に「山田五郎 オトナの教養講座」があります。これは、私が絵画に興味を持つきっかけになった動画です。
「あっ。この絵見たことある。」程度の私でも十分に楽しめ、自然と画家やその時代背景が頭に入っていきます。絵を見てそのまま感じることも楽しいのですが、絵の中のいろいろな謎を知るのもわくわくします。
美術館にいっても、頭の中にYouTube動画の「ジャーン、ジャーン」というオープニングの曲が流れ、
「あっ。カラバッジョだ。」とか「アンリ・ルソーか。」と以前よりぐんと楽しめるようになりました。
先日、お客様の結婚式が大塚国際美術館であり、陶板でできたミケランジェロの「最後の審判」を見る機会がありました。山田五郎さんがお話されていた、聖バルトロマイの持つミケランジェロの皮を見つけ何だか嬉しくなってしまいました。
色彩もしかり。
今までとは違う色も琴線にふれるようになってまいりました。
シルクウールのこの生地を見ましたとき、イメージとしてモネのスイレンが浮かび上がりました。そこで裏地も自分の中のモネのイメージを取り入れました。
「なんだ。いつもと同じように派手じゃないか。」と言われそうですが、私にとっては絵画なコートというイメージでつくりました。好きな生地で、好きなデザインで、私の大きな身体にもぴったりのコート。楽しい冬が過ごせそうです。
カンパネラでは、コートもオーダーでおつくりしています。
□ステンカラーコート
□トレンチコート
□チェスターコート
□ピーコート
□ダッフルコート
□ラグランコート
□アルスターコート
「こんなコートがつくりたい!」なども是非ご相談ください。
お待ちしております。