No.60
***お父様から息子さんへのオーダースーツ***
癒しのオーダースーツ屋カンパネラのTAROO.でございます。
桜の花も満開になり、新しい環境でのスタートの方も多いと思います。
学生までは、制服やカジュアルで過ごせても、4月からはスーツという方も少なくないと思います。
スーツにも着こなしにもマナーがございます。
インスタグラムの「新社会人 服装のマナー」でお話しをさせていただきましたが、今日はスーツのジャケットのマナーのポイントを簡単に3つ申し上げたいと思います。
POINT 1 アンボタンマナー。
POINT 2 シャツのエリやソデは1.5㎝。
POINT 3 ポケットにはできるだけモノを入れない。
POINT 1 の「アンボタンマナー」はUnbuttonと書き、ボタンがついているジャケットやベストの
「原則的に一番下のボタンをかけない」というルールをいいます。
さらに座るときは、ジャケットのボタンをはずす、
立ち上がったら、一番下以外のボタンをとめる。
これが自然とできるように最初のうちは意識するといいと思います。
POINT 2 は「シャツのエリやソデは1.5㎝」と言いますのは、シャツのエリやソデはジャケットから約1~1.5㎝でるように着るという事です。
ジャケットはシャツのように毎日洗うという訳にはいきません。なので肌が直接ジャケットに触れて、皮脂汚れや摩擦による傷みからからジャケットを守るために1.5㎝ほど出るようにします。
POINT 3 は「えっ?何のためのポケット??」と思われるかもしれませんが、スーツのポケットにはできるだけモノを入れないのが原則です。
ポケットにモノを入れるとスーツのシルエットが崩れたり生地を傷めたりしてスーツが長持ちしなくなります。
とは言え、新しい環境ではメモとペンは必需品ですから、コンパクトなものを内ポケットに入れておきましょう。
意外にお見かけしますのが、ポケットのふたが中途半端に出ていたり入っていたりということです。これは、雑な印象を与えますのでお気を付けください。
あれこれマナーがあって「めんどうだな。」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし服装のマナーも習慣と一緒で一度、身についてしまえば息をするように自然とできてしまいます。
スーツ生活が始まる皆さま!
基本をおさえて差の出る着こなしで好印象のスタートでまいりましょう。